河合塾大学受験科生のためのテキスト予習のヒント〜基礎シリーズ編〜

今回は河合塾大学受験科生の予習について勝手なコメントを。基本的には、標準テキストもTテキストも、問題の難易度が違うだけで中身は同じです。

河合塾のテキストは総じて素晴らしい出来です。どの問題を採用するかはかなり練られています。

英語(T/標準)

文法・語法 プリントを配布する講師や、ひたすらノートを取らせる講師など様々。講師によっていろいろ考えるべし。まず、予習はルーズリーフにでも。

英語表現 プリントを配る講師が多い。英語表現ははじめににも書いてあるように予習が本当に重要。舐めずに予習をきっちりやれば、必ず実力がつくテキストです。これも予習はルーズリーフなどがいいかと。講師によっては添削してくれたりするので。

英文解釈 予習は普通に問題を解きましょう。ルーズリーフ等でいいと思います。完成シリーズになると英文読解となり、説明問題も出てきます。

英語長文総合演習 こちらも予習で問題を解きますが、ただ解くだけの場合と、わからなかったところを自分なりに精一杯調べるのでは、授業の理解度が変わります。毎回後者の予習をするのは正直難しいのはわかります。よって、解いてヤバそうだと思った問題は後者の予習をしましょう。僕はテキストをコピーして予習していましたが、別にテキストに書き込んで予習してもよし。

ちなみに完成シリーズ(9月以降)になると、長文読解総合英語は大学別テキスト(東大英語、京大英文解釈など)に変わります。完成シリーズのテキストについてはこちら

https://zyuken.fuwafuwasky.com/zyukenzentai/juku/2021/01/03/text-kansei/

数学(T/標準/ハイパー東大理類・医進)

英語以外は、テキストによって構成が大きく異なることはないので、まとめて書きます。続いて数学。

予習問題は解ければそれに越したことはないですが、個人的にはそれより演習問題の完全習得が優先だと思います。予習は、数学(①〜④、理系演習 文系は確か①〜③と、トップレベル文系数学演習(東大京大)というのがあった気が・・・)すべてで一つのノートでいいと思います。試験の答案のように書くべきです。僕は、1問20点で自己採点して毎回合計点を算出し、モチベーション維持に役立てました。

国語(文系・理系・トップ論述)

けっこう厄介な国語。私大テキストなるものもあるようですが、そちらはよく知りません。

国語も基本的には書き込んで予習することになります。正直国語は、志望校・学科によってウェイトが全く違ってくるので、どのくらい予習に時間を掛けるかは各自考えましょう。ちなみに現代文に関しては、復習はほぼ不要。そのかわり予習で効果が変わってきますよ。

理科(T/標準/ハイパー東大理類・医進)

理系生の勝負どころ、理科

問題を解くしかないですね。それぞれ1冊づつ予習ノートを用意するか、もしくは裏紙とかで予習でもいいでしょう。自分の志望校が、理科で論述解答を求めているかを考慮して決めましょう。

特に化学のTテキストについては豊富な復習問題が付いています。復習問題も含めてきっちりこなしていくべきだと考えます。ここまでしっかりできたらかなりの実力がつきます。標準テキストは復習問題が付いていませんから、時間があるなら自分で問題集を追加するのがいいと思います。

ハイパー東大・医進物理に関しては、自習用問題集というのがもらえます。テーマが明確で学習効果が高いです。これは苑田先生が作成しているものです。ほとんどの場合授業では扱われませんので、自分で進めていきましょう。

社会(センター試験日本史B・世界史B・地理B・公民各種)

センターしか使わないけど結構重視する人の多い、社会

僕はセンター日本史を取りましたが、予習は全くしませんでした。そのぶん、復習に時間を掛けました。これで本番では9割取れたので復習中心でいいと思います。