大学院入試(理学研究)の対策と実際にやったこと
大学院入試を受験し、合格しました。
僕は学部は理学部で入学し、そして理学研究科へ。理論系の研究室だったため、内部進学ではありながらも外部からの受験生とほぼ互角に戦うことになりました。
実際にどれくらい、どのように勉強したのかを解説していきます。
いつから、どれくらい勉強したのか
まずは、勉強を始めた時期と勉強量です。
勉強を始めたのは4月
僕が勉強を始めたのは学部4年の4月。大学院入試が8月終わりにあったので、5ヶ月間勉強しました。
ちなみにそれ以前は、全く勉強していません。それどころか、量子力学が苦手すぎて再々試験(再試験ではありません、「再々」です)にかかっていたり、まあとにかく勉強はしていませんでした。
また、4月初めまでは1ヶ月間旅行をし続けていたような状態で、フライング気味に勉強なんてのも全くしていませんでした。
ということで、僕の勉強期間はちょうど5ヶ月、という感じでした。
1日10時間目標に勉強時間を確保
そのような状態で、このままでは確実に大学院入試はやばい、ということがわかっていたので4月からは1日10時間を目標に勉強時間を確保しました。僕はアルバイトがほぼ毎日あったので、10時間が限度だったと思います。
6:00 起床
6:15〜8:30(2時間15分)勉強
8:30〜9:30 朝食・休憩
9:30〜12:30(3時間)勉強
12:30〜13:30 昼食・休憩
※大学がある日は12:00で勉強を切り上げて大学へ
13:30〜17:30(4時間)勉強
18:00〜 アルバイト(塾講師)
22:00 帰宅・夕食・風呂など
23:00 就寝
スケジュールはこんな感じ。時間さえあれば勉強、を5ヶ月間続けました。
自宅や図書館も利用 友達との勉強も
勉強は自宅や図書館を利用しました。
一人暮らしのため、自宅ではなかなか勉強できない、なんて人もいます。が、僕は大学受験の時から朝型の方が集中できたため6時から勉強。6時から開いている図書館なんて滅多にないので自宅で勉強することになりました。
また、同じ大学院を目指す友達と勉強することもありました。ただ、割合的にはあまり多くはなく、基本的には自学自習だったように思います。
実際に何を勉強したのか
大学院入試で重要なのは、
- 過去問演習
- 内部の情報
です。特に、過去問は丁寧に確認した方がいいでしょう。
4月〜5月
僕が受験した大学の大学院の場合、過去問が過去10年間分は公式に公開されていました。そこでまずは、過去問から手をつけることにしました。
まず、4月から5月は過去問に徹しました。当然、まともに勉強していない状態なので最初から手がつきません。そこで解答を入手するとかではなくて、自分で参考書や問題集を漁って解答を作成しました。
概ね、1問(本番では1時間でとかなくてはいけない問題)に丸1日、10時間ほどかけていました。基礎の基礎から全く理解していないからです。基礎を参考書などで理解しながら、解答を埋めていくというイメージです。
この勉強法は賛否両論あるとは思いますが、僕はよかったと思っています。まず、自分が目標とすべきところがわかった上で勉強ができること。そして、傾向もだんだんわかってくること。
これを一通りやった後で、内部の演習問題などをやり始めました。
5月〜6月
5月から6月にかけては、演習問題をこなしました。僕の大学の場合、講義に加えて「演習」という授業が必修であり、この問題を解きました。
内部の情報なので、内部進学をする際には有利です。というか、内部進学が少しでも有利になるように、点数かさ増しなどの不当な方法ではなく、実力をつけた上で、という正当な方法で内部進学が有利になるように用意されています。
どこの大学でも、こういった授業がある場合がほとんどでしょう。
演習問題は、その大学の先生が作っているのでかなり参考になります。
7月〜8月
この時期は、問題を片っ端から解きました。
先ほどの演習問題を基軸にして最低でも5周はとく。そしてその応用として問題集を解く、という形で進めました。
この時期は演習の量重視ではありましたが、基礎・基本となる演習問題からは外れないように、ということは常に意識していました。
実際に自分がやった参考書・問題集については、別に記事を作成中ですのでしばらくお待ちください。
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